第一回和歌浦ブロードウェイ*出演レポート

あけましておめでとうございます!
2022年はたくさんの出会いに恵まれ、劇団として大きく成長した1年となりました。

今から遡ること、約1か月。

2022年12月4日に和歌浦芸術区で行われた
第一回和歌浦ブロードウェイに参加させていただきました。


ダンスや楽器演奏、映像表現など、多ジャンルのエンターテイメントを
一気に味わえる豪華イベント第一弾。
劇団として、初のイベント出演です。

劇団とんこつしょうゆは、朗読とソロの短編作品を合わせた
約30分のパフォーマンスをさせていただきました。

劇場本公演とは異なる新たな挑戦…。

本番直前。控え室にて。

朗読させていただいた『懐古談』という作品の作者である”木炭”さんより、豪華なお花をいただきました。
緊張する中、お花から温かいエールをいただき、見守られるようにして本番に挑みました。

いざ本番!

『懐古談』は、今は廃線になった、和歌山の野上電気鉄道と
その駅舎にまつわる幼い頃の思い出をもとに書かれた作品です。

主人公の「僕」を大坪哲也が演じ、朗読劇にまとめました。

見ていただいたお客様から「懐かしい気持ちになった」とのお声をいただき
舞台を通して、皆さまの記憶を繋ぐことができ、大変嬉しく思いました。

続いて、今回、出演協力していただいた”あぶかずえ”さんによる、詩の朗読です。

3種のオリジナル作品を
身体や映像を表現に取り入れながら、独自の世界観で演出。
あぶかずえさんの作品に真摯に向き合う姿勢と、雰囲気あるアーティスティックな表現は、劇団員の私たちに大きな刺激を与えてくれました。

あぶかずえさんは、今年6月予定の劇団とんこつしょうゆ新作公演でも協力していただく予定です。どうぞご注目ください!

さて、続きまして…イナモトトモミの一人芝居『麺接』。
「面接」と「麺」にまつわる言葉かけがふんだんに散りばめられた作品です。

脚本・演出も自身が行った、完全一人芝居。
普段は癒し系のイナモトですが、爽快なブチ切れ演技をかましておりました。

最後は私、峯奈緒香。

“マーガレット”という謎のキャラクターに扮し、客席と交流しながらあやしい講義をさせていただきました(笑)

劇団紹介PV映像を見ていただいた後…

和歌山の特産品、右から紀州備長炭(大坪)、みかん(イナモト)、梅干し(あぶ)、とんこつしょうゆ(峯)で登場し、撮影タイム。

30分で盛りだくさんな内容となりましたが、
団員それぞれ新しいことに挑戦し、
「劇団とんこつしょうゆ」を楽しく紹介させていただけた、本当に有難い時間となりました。

舞台の裏側では、照明、プロジェクター操作、緞帳操作など
館長の廣瀬さんはじめ、スタッフの皆さんに温かく支えていただきました。

私たちが安心できるまで、丁寧にリハーサルを重ねていただき
感謝してもしきれないくらい、大変お世話になりました。
本当にありがとうございました!!

劇団とんこつしょうゆ、2023年は6月に第2回公演を予定しています。

より一層力強い作品を皆さまにお届けできるよう、劇団員一同励んでまいります!

2023年もどうぞよろしくお願いいたします。

(文責:峯奈緒香)